会社概要

会社名 山村染織工芸(やまむらせんしょくこうげい)
所在地 〒245-0016 神奈川県横浜市泉区和泉町3143
TEL・FAX 045-802-3138
創業 1969年(昭和44年)10月15日
業務内容 各種生地の手染め 手描き染め 制作・販売
資本金 100万円
従業員 代表:山村あゆみ 山村ちえり

経営理念

私たち家族は、横浜発祥のスカーフをはじめとする独自の技法、染め物を豊かで夢のある暮らしの一部分に加えてもらくことを願い、また、地域文化の振興に貢献したいと思います。

私あゆみ自身が体感したシルクが持つ計り知れない力を生かしたシルク療法を広め、養蚕を天蚕にシルクロードを復活させる。

好きな彩(いろ)はビタミンカラー。元気が出る彩(いろ)を身に付けて元気で幸せな生活を願い制作。

経営方針

地域特産の文化・スカーフをはじめとする横浜発祥の文化を途絶えることなく後世に伝えてゆくこと。個々の用途に合う染め物を愛用していただけるお客様に日々感謝をし、染める者一人一人が信念を持って真摯な染織をすること。

顧客満足度の向上を目指し、お求めやすい価格、品質の良さを心がけること。

横浜で開催されるイベントに参加し、地域文化の振興に貢献すること。

社史・受賞歴

1969年 代表 山村助成が、1959年から10年間、スカーフ他テキスタイルデザイナーとして勤務した株式会社 荻原を退社。
同年10月15日、山村染織工芸を創業、設立。独学によるデザインと染織を始める。
創業当初よりインドに手描きサリーを輸出。助成夫婦二人三脚で毎月3000mも生産が数年に渡り続く。
1976年 現在の敷地内にあった助成夫人生家茅葺屋根を改装した工房を解体し、現在の工房を設立。
鉄骨平屋建て25m×8m、乾燥設備・ボイラー室・ウインス・業務用ドラム式洗濯機、脱水機完備。
1979年 日本現代工芸美術展 記念賞受賞。
スカーフデザインコンクール化学繊維部門 銀賞受賞。
1980年 日本国内のデザイナー他、海外の有名ブランドからの注文も相次ぎ、クリスチャンディオール、コムデギャルソン、バーニーズニューヨーク他の服地、スカーフを手懸ける。中でもクリスチャンディオールの墨流し染めスカーフは”初めてデザイナーの手が加わらない製品”として高い評価を得る。
キルト&パッチワーク用の綿100%(シーチング)の生地のむら染めの依頼を受け染めを開始。色見本を作り、日本中のキルターの先生、教室での注文販売が始まる。
1982年 パリ・インターナショナル・ファッションコンクール コムデギャルソン ワイズより制作依頼。
1991年 全国繊維工業技術協会賞受賞。
1992年 繊維技術開発賞受賞。
1994年 上海美術展 上海美術館収蔵品(冬天的夜空)。
1998年 シルク博物館 全国染織公募展 奨励賞受賞。
1999年 第8期 ヨコハマ・グッズ001に認定される。
2002年 FIFAワールドカップ(日韓共催)記念品に墨流し染めスカーフが採用される。
スカーフデザインコンクール 横浜市民賞受賞。
2003年 フランス パリインターナショナルサロン展。
ベルギー ハッセルト・テキスタイルモード美術賞受賞。
2004年 ドイツ・オランダ・ベルギー展(ユリージョン展)現代美術特別賞受賞。
2005年 第10期 横浜染織マイスター称号授与。
横浜商工会議所第1回優良企業賞受賞。
2006年 日本テレビ『ぶらり途中下車の旅』の取材で、旅人・太川陽介さんが横浜市営地下鉄下飯田駅を下車して訪れる。
2008年 第13期 ヨコハマ・グッズ001に助成の娘姉妹の作品で認定される。
この年より、長女が墨流し染め(家族秘伝)、次女がむら染め・手描き染めの全般を引き継ぐ。
2009年 横浜髙島屋50周年記念タカシマヤオリジナルバラの手描きスカーフのデザインに採用される。
ヨコハマ・グッズ001のヨコハマ・グッズフェアで販売。同年6月、ヨコハマ・グッズ001コーナーにて次女による実演販売。
2009年 横浜髙島屋 ヨコハマ・グッズ001のヨコハマ・グッズフェアにて手描き刷毛ストール販売。同年5月の母の日、9月のシルバーウィークに実演販売を実施。
TVK(テレビ神奈川)『ずばり!横濱』のヨコハマ・グッズ001特集に出演、工房で手描き手拭を描いているところなどを紹介。
2011年 第14期 ヨコハマ・グッズ001認定審査会にて認定を受ける。
4月・9月、横浜髙島屋6階にて実演販売実施。
2012年 4月、横浜髙島屋7階ヨコハマ・グッズ001フェアにて実演販売実施。
7月、池袋東武「夏の職人展」出展。
9月、新宿タカシマヤ「職人男子展 <特別企画>職人女子会」 出展。
墨流し染めスカーフで第52回全国商店街振興組合連合会理事長賞受賞。

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