オススメ本 母は枯葉剤を浴びた 中村悟郎著者 岩波現代文庫

いきなり余談高一の世界史の先生。
商業科の私達に本の知識は無駄にならない。ありとあらゆる本を読め!と教えてくれた。毎週一冊本を読んで感想文を書く。1か月で最低4冊。16歳から…かれこれ何冊読んだかな?

 母は枯葉剤を浴びた 
本屋で立ち読み、あまりにも衝撃的で思わず買ったのがこの本。ベトちゃんドクちゃん、ベトナムから日本に来た双子の男の子を覚えている方は多いと思う。
戦争でアメリカがベトナムに飛行機から撒いたのが枯葉剤。それを浴びた母親その野菜や水を飲む国民。そして子どもを産む。とてもつらい写真。と文章が並ぶ。この本を読むと尊い命のこと。人間がして来た愚かな事がわかる。幸せな結婚、子ども、親子。私は今生きているだけで幸せだけど。生きたくても、生きられなかった子。母親。やり場のない怒り沢山感じる本。今、学ぶべき本だと思う。

今、世界中で雑草が生えるから除草剤を撒いて野菜を植えたり人間には影響ないと化学肥料を撒いて野菜を作っている。
人間はなんて身勝手なんだ。遺伝子組換え大豆やいろいろな野菜が作られている。
雑草の生えているところに人間が種を任せてもらう。開墾も開拓も人間が動植物のいる世界に勝手に入り込みしている事。
私は誰がなんと言おうと何も肥料は撒かない。勿論除草剤も撒かない。

ミツバチが居なくなると世界が終わる。
私はたんぽぽ、ハルジオン、スギナ、何でもいいから、動植物が元気に育つ土壌を作り野菜や果物を作って食べる。ミツバチも安心して蜜を集められる世界に、安心して食べられる野菜作りを目指す。
昨年実家で採れたカボチャの種や無農薬栽培の方から買った種を植えて育てている。
この本を読んだら除草剤は絶対撒けないと思う。自分のご家族だけでも野菜をと思って作っている方がいたら、お願いですから除草剤は撒かないで化学肥料も同じ事。その毒を自分が吸ってそして食べるのと同じだから食料難に備えて何が出来るか1人1人が出来る事、行動に移す時は今